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主ビアを冠に掲げたわりに、ここに一切主ビアがないことに今更ながらに気付きました。
ですが、主体性のない管理人ですのでネタが浮かび上がってまいりません。
よって、こまったときのお題頼みを行いたいと思います。
今回のお題は、fisika/全さま http://fisika.at-ninja.jp/index.html
からいただきました。
年上のあなたへ年下の俺から5題 です。
ちゃんと完結できるようにがんばります!
では、【いつまでも子供だと思ってるだろ】
続きです、からどうぞ。
ですが、主体性のない管理人ですのでネタが浮かび上がってまいりません。
よって、こまったときのお題頼みを行いたいと思います。
今回のお題は、fisika/全さま http://fisika.at-ninja.jp/index.html
からいただきました。
年上のあなたへ年下の俺から5題 です。
ちゃんと完結できるようにがんばります!
では、【いつまでも子供だと思ってるだろ】
続きです、からどうぞ。
「ビアンカ」
私と目を合わせるとき、彼はいつも上から覗き込むようにして私の顔を見つめる。
その度に昔とは違う身長差にドキドキする。
「背、高くなったね」
「え?」
「身長。昔は私のほうが高かったのに」
「いつの話?僕だって少しは成長してるよ」
苦笑しながらリュカは話す。
少し、なんてもんじゃない。私はもう、見上げなければ彼の視線に届かない。
「なんだか変なかんじ」
「そう?僕はうれしいけど」
ニッコリ笑いながら、彼は言う。
「ビアンカ、僕が上から覗き込むと一瞬顔が赤くなるの知ってる?」
「なっ!」
「ビアンカより背が高くならなかったら、一生知ることができなかったんだから、ビアンカより背が高くなってよかった。また一つ、ビアンカのかわいいとこ、見つけれたよ」
「なっ、生意気!」
「真っ赤な顔で言っても説得力ないよ。かわいいなぁ、ビアンカ」
いつの間にこんなこと言うようになったのだろう。
幼い時はこんなこと言うような子じゃ・・・・
『ビアンカ、今日もかわいいね』
『この花、ビアンカに似合うと思って摘んできたんだ』
『ビアンカ、怒らないで。笑ってたほうがかわいいよ』
いや、考えてみれば幼いときからこんな恥ずかしい言葉を連ねる人だったわ。
だけど。だけど!
「ビアンカ?ぼーっとしてるとおいてっちゃうよ?」
「あ、ごめん」
慌てて彼に駆け寄ると、すかさず腰に手を回された。
「嘘だよ。君を置いてなんていくわけないだろう?」
絶対エスカレートしてるでしょ!
リュカの思いがけない方向の成長ぶりにめまいがするビアンカだった。
私と目を合わせるとき、彼はいつも上から覗き込むようにして私の顔を見つめる。
その度に昔とは違う身長差にドキドキする。
「背、高くなったね」
「え?」
「身長。昔は私のほうが高かったのに」
「いつの話?僕だって少しは成長してるよ」
苦笑しながらリュカは話す。
少し、なんてもんじゃない。私はもう、見上げなければ彼の視線に届かない。
「なんだか変なかんじ」
「そう?僕はうれしいけど」
ニッコリ笑いながら、彼は言う。
「ビアンカ、僕が上から覗き込むと一瞬顔が赤くなるの知ってる?」
「なっ!」
「ビアンカより背が高くならなかったら、一生知ることができなかったんだから、ビアンカより背が高くなってよかった。また一つ、ビアンカのかわいいとこ、見つけれたよ」
「なっ、生意気!」
「真っ赤な顔で言っても説得力ないよ。かわいいなぁ、ビアンカ」
いつの間にこんなこと言うようになったのだろう。
幼い時はこんなこと言うような子じゃ・・・・
『ビアンカ、今日もかわいいね』
『この花、ビアンカに似合うと思って摘んできたんだ』
『ビアンカ、怒らないで。笑ってたほうがかわいいよ』
いや、考えてみれば幼いときからこんな恥ずかしい言葉を連ねる人だったわ。
だけど。だけど!
「ビアンカ?ぼーっとしてるとおいてっちゃうよ?」
「あ、ごめん」
慌てて彼に駆け寄ると、すかさず腰に手を回された。
「嘘だよ。君を置いてなんていくわけないだろう?」
絶対エスカレートしてるでしょ!
リュカの思いがけない方向の成長ぶりにめまいがするビアンカだった。
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