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暖かに肌を撫でるその優しさとは裏腹に、桜を伴って吹き荒れる嵐は大切なあなたに似ていました。 桜吹雪の中に立つ乱菊はそれはとても美しく、桜にさえ愛されているのだと思う。 連れて行かれる ダメだ。まだダメだ。 それだけは絶対に阻止しなければならない。 桜だけじゃない。全てに愛される彼女だから、全てが彼女を欲しがる。 欲しがらない。自分だけは欲しがらないから、 誰のものにもならないで。 黒の中にあって、己を主張するその華は彼女そのものだった。
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