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プレゼン終わった・・・!
次は1週間後です。
昨日ひさびさに睡眠時間を削ったかいがありました。
ふふふ。まさか仕事場のパソコンでこんなところを更新してるとは誰も思うまい。
「ちっちさんって、いつもまじめだよね。」
と、言われるたびに、心に罪悪感がずっしりです。
いつもまじめにネタ帳、およびSSを更新してるだなんて、言えやしない。
「かぐや姫になりたいなぁ」
「・・・・なれば」
なん、もうちょい付き合ってや、としつこく腰にまとわりつくこいつの戯言に付き合ってやるほど、私は優しくないし、暇じゃない。
「なぁなぁ、なんでかぐや姫になりたいか聞いてくれんの?」
「なんでかぐや姫になりたいの」
「びっくりするほどの棒読み、ありがとう」
「どういたしまして。ではこれで」
「ちょ、まだ何も言うてへんやないの」
軽口をたたきつつも、腕はしっかりと私の腰に回されている。どうせ体は逃げられないのだから、思考くらいこいつから逃げたってばちは当たらないはずだ。
全く聞く気はない、という表情をわざとらしいくらい作ってやっているのに、こいつは全然気にしていない。
「なんなのよ、さっさと言いなさいよ」
「んー、どうしよっかなぁ。乱菊聞きたい?」
肩眉がぴくっと上がる。落ち着け、ここで声を荒げたら、こいつの思うつぼだ。
「別に聞きたくない」
「え~!なぁなぁ、ほんまは聞きたいんやろ?なぁ、なぁ」
なぁ、なぁ、と繰り返すこいつについに堪忍袋の尾が切れる。
「うっさいわね!さっさとしゃべりなさいよ!!」
「あは、やっとこっち向いてくれた。寂しかってんよ、僕」
そういって、私の胸をあごの置き場にしながら、上目使いで顔を見上げる。
こいつに拾われたとき、こんなに甘えただとは想像もしていなかった。年を追うごとにどんどんひどくなっていっている気がする。確かにあの時代、誰かに甘えるとか、甘やかされるとか、そんなことは二人とも知らなくて。自分が地の上に立つのに精一杯だった。誰かに寄りかかるなんて迷惑、絶対にかけられなかった。
甘えられてることは幸せだと思ったほうがいい。
「かぐや姫って、無理難題言うても、構ってもらえるやん?やし、かぐや姫になりたい」
「・・・男に構ってもらいたいの?」
あんたにそんな趣味が・・・・、と言い掛けたところで、ちゃうよ!と激しく訂正された。
「求婚者は乱菊やねん」
「無理難題言うても、乱菊だけ、僕の側におってくれるから。最終的に構ってくれるから。やから、僕はかぐや姫で、乱菊は求婚者やねん」
「・・・普通逆じゃないの」
「逆やったら、乱菊、僕のこと置いてくもん。そんなん・・・嫌や」
そうね、あんたがかぐや姫で正解だわ。あんたは私に無理難題を押し付けて、結局月に帰っていくものね。
後ろも振り返らず、ただひたすら月に向かって。
届かない人を想って、その場に立ち尽くすしかできないなんて、私にお似合いだわ。
「あんたが月に帰るときは言ってね。見送りくらいはしてあげるわ」
「・・・・うん」
ここで、月になんて行かないと言ってくれないところがあんたの優しいとこだわ。
「月に連れてったら、乱菊息できへんようになるもんね・・・・」
ここで、こんなこと言うから、本当は連れて行きたいみたいなこと言うから、あたしはあんたにさよならを言えないのよ。
月の使者を振り切って、牛車をぶっ壊して出てくるくらいの根性見せろって言うのよ。
そしたらあたしだってどうにかして月でも息くらいしてやるわよ。
えと、何が書きたかったのか・・・・orz