聖なる夜に

クリスマスまで一ヶ月きっちゃった！！

ああ・・・・またネタを考えなきゃなぁ。たぶん順調にいけば、5000hitくらいと重なるから、同時企画にしようかな。

うん。どっちにしろ、微塵のネタもまだ浮かんでない・・・・orz

「なぁなぁ、乱菊！さんたくろーすって知っとる？」

「さんたくろーす？」

「そや！」

「何それ？妖しい呪文？」

「ちゃうよ！なんでも欲しいもんくれるおっさんやねん！」

「なんでも！？」

「西洋のじいさんなんやけど、子供にだけほしいもんくれんねん」

「ほんと！？で、いつ来てくれるの？」

「たしか、年末やったと思うけど。誰かの誕生日言うてたなぁ」

「え！じゃあその誕生日の子しかもらえないんじゃないの！？」

「それやったらあかんやん・・・」

「どうしよっか・・・。二人で誕生日年末にしちゃう？」

「・・・・僕はそれでもええけど・・・」

「けど？」

「・・・・乱菊の誕生日は、僕と会うた日のままにしといてほしい」

「それじゃ、私だけ何ももらえないじゃない」

「ほな、僕の誕生日に乱菊の好きなもんもろたらええよ」

「ダメよ。ギンの誕生日なんだもの」

「ほかて・・・・・」

「ギンの誕生日は、ギンがお祝いされる日であってほしいもの」

「・・・ほんなら、一年ずつ、乱菊と僕のほしいもん、かわりばんこにもらうことにしよ。そんならええやろ？」

「けど・・・・ギンはそれでいいの？」

「ええよ。ええから、乱菊の誕生日、変えんといて・・・」

「ギンがいいなら、それでいい。そのかわり、昼は私がめいいっぱいお祝いしてあげるから、その日だけはどこにもいかないでね。約束」

「ん。約束」

 

12月25日

「誰もこんかった・・・・」

「やっぱり騙されてたんじゃないの？」

「・・・・」

「ギンの誕生日はやっぱり9月10日できまりね」

「うん・・・・（ほしいもんが不純やったんやろか・・・）」

 

 

仔ギンは何を願ったんでしょうねぇ。