いちまるせんせいのきっかけ

いい天気だなぁ。

ほんっと、なんでパソコンに向かってるんだろ・・・。

以下パラレル注意

「わたしはしょうらいケーキやさんになりたいです」
「ももちゃんはケーキすきやもんね」
「ぼ、ぼくはケーキしょくにんになります！！（ひなもりくんのために！）」
「あれ？イヅルくん、まえはようちえんのせんせいになってボクのことてつどうてくれるいうてたのに」
「え、えっと、それは・・・・」
「まぁ、ももちゃんがケーキやさんなるいうたらしゃあないよなぁ。じゃあ、シロちゃんもケーキしょくにんなりたいん？」
「だれがねしょんべんももになんてあわせてやるか！おれはかいしゃのしゃちょうになる（だから、ももはおれだけのためにケーキをつくればいい）」
「すなおなんか、すなおやないんかよくわからんなぁ」
「いちまるせんせいは？」
「ん？」
「いちまるせんせいはどうしてようちえんのせんせいになったの？」
「だいすきなおんなのこにむいてるていわれたからや」


「ギンは保父さんに向いてると思うわ」
「なんで？」
「だって、小さいころから私の面倒よくみてくれたし」
「・・・・あんなぁ、誰の面倒でも見るっちゅうわけやないよ・・・・」
「私、ギンのそういうとこ好きよ」
「え？」
「だから。・・・・ギンのそういう優しいとこ、好きって言ったの。・・・・(ボソッ）2回も言わせないでよ」
「らん・・・・」
「それに、私も保母さんになりたいし。いっしょになれたらいいなぁって思う」
「ボク、らんといっしょならなんでもええわ」
「何それ？もっとまじめに考えなさいよ」
「考えとるよ。いつでも」
　　　　　　　　いつでも乱菊のことしか考えとらんわ。

「そのだいすきなおんなのこはいまどうしてるの？」
「ん？いまはだいすきなおんなのひとになっとる。めっちゃべっぴんさんや」
「いちまるせんせい、けっこんしないの？」
「だいすきなひととはけっこんするんだって、おかあさんがいってたよ？」
「そか。じゃあ、らんぎくせんせいにうん、ていうて？ってみんなでいいにいこか」
「「「「「「「「「「はーい！！！」」」」」」」」」」

「「「「「「「「「らんぎくせんせーーーー！！」」」」」」」」」」
「え！？なに？どうしたの？」
「いちまるせんせいに、うん、っていってあげてー」
「いちまるせんせい、かなしそうだよ！」
「いちまるせんせい、うん、っていってほしいんだって」
「いちまるせんせい、ようちえんのせんせいになったから、うん、っていって！」

「みんな、ちょっとまって。・・・・なにに、うん、っていえばいいの？」
「「「「「「「「「・・・・・・・・わかんな～～～～い」」」」」」」」」

「チッ、失敗やったか・・・・」
「・・・・園児まで利用するなんて、なんて情けないの」
「利用やなんて、人聞き悪い。全部、あの子たちの善意やで？それを踏みにじったんは乱菊のほうやないか」
「それこそ人聞き悪いこと言わないでよ！ほんとに！今度こそは愛想がつきたわ！」
「！　待って乱！もう指輪（婚約、結婚の両方）も買ってあんねん！だいたいプロポーズしたん、何年前やと」
「（スルー）さ、みんなー、おやつのじかんよーｗｗ」
「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」」

「いつになったら嫁さんなってくれるん・・・・（泣）」


今回らんぎくせんせいが「うん」といわなくてホッとしている人
きくぐみ　しゅうへいくん
事務のおじさん（庭・設備担当）　射場さん