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シリアスからギャグまで書きなぐり。  ギン乱(BLEACH)と主ビア(DQ5)を取り扱っています。
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結局のところを書いてます。
が、ほんっとこの後どうしようか迷います。
どうしましょうかね。どうすればいいと思います?←オイ

「好き!大好き!だからビアンカ結婚しよう?」
「もー、リュカったら///」
みたいなバカップル進行に早くならないかなぁ・・・・。

そうならなかったらどうなるかがテーマなのに、この矛盾。
もうなんなの。
そしてお題へと逃げるわけです。
何気にコンプリート致しました。
年上のあなたへ年下の俺から5題
最後のお題です。
下からどうぞ。

船が揺れたから。
二人で狭い倉庫にいたから。
両手で荷物を持っていてどこにも掴まれなかったから。
人一人分くらいの通路で倒れかかったから。
理由、いや言い訳は挙げればキリはない。
けれど目の前に広がる真実は、

僕が彼女を押し倒している

という一つにすぎない。

彼女の碧い瞳に僕の呆けた顔が映っている。
それくらい彼女の顔が近かった。
どかなければ、そう思うのに体が動かない。
体を動かそうと思えば思うほど、彼女の体の柔らかさを感じてしまう。
腕に、膝に、胸に、太腿に、彼女の柔らかさが伝わる。
まるで、起き上がるのを邪魔するかのように、僕をこの場に引き留める。
急に魔法をかけられた時みたいにクラクラする。
もう少し、近づきたい。
ボーっとした頭でそう思ってゆっくりと体を寄せたときだった。
「リュカ?」
その言葉にハッとして、体を引き離す。
「ご、ごめん。僕、あの、」
しどろもどろになって言い訳を考える。
「足でもくじいちゃった?」
「・・・・はぁ?」
「だって、なかなか動かないから」
「いや、違うけど・・・・」
「じゃあ、早くどいてよ」
「うん・・・」
僕はのろのろと動き出した。
僕の想いっていったい・・・・、そう考えているとビアンカの肘が少し擦りむいているのが見えた。
「ビアンカ、ここ怪我してるよ」
そう言って彼女の肘に触ろうとすると、
「もう!気安くレディに触らないで!」
と、軽く怒られた。
あっけにとられた僕を見て、
「ほんとに、私のこといくつだと思ってるの?もう立派なレディなんだから!」
とぶつぶついいながらビアンカも起き上がる。
ボーっとその場に立ち尽くす僕を後目に、彼女は倉庫を出て行った。
「リュカ?何してるの?置いてくわよ?」
と、外から聞こえてくる。

「それはこっちの台詞だよ・・・・」
どっと疲れた背中で彼は倉庫から出て行った。

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